映画史上最も切ないハッピーエンド…… 映画「バタフライ・エフェクト(2004)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

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映画史上最も切ないハッピーエンド…… 映画「バタフライ・エフェクト(2004)」の感想など(ネタバレあり)

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映画「バタフライ・エフェクト(2004)」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

過去に戻れる能力に気づいたエヴァンは、周囲の人物たちの悲惨な現状を変えるため過去改編を繰り返す。

しかし全員が幸せに暮らせる世界にはたどり着けず、エヴァンが最後に下した決断とは……。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

 

監督 エリック・ブレス

   J・マッキー・グルーバー

 

出演 アシュトン・カッチャー

   エイミー・スマート

   ウィリアム・リー・スコット

   エルデン・ヘンソン

   メローラ・ウォルターズ

   エリック・ストルツ

 

 

 

 

 

 

 

”小さな超の羽ばたきが地球の裏側で台風を起こす”という、かの有名なカオス理論のバタフライ効果をモチーフにしたこの映画「バタフライ・エフェクト」

 

映画「バタフライ・エフェクト」で過去の日記を読むことで、当時記憶をなくしていた状況に戻れる能力に気づいたエヴァン。
特に重要な戻れるポイントとしては古い方から

 

1、ケイリーの父親にロリポルを撮影されたポイント
2、トミーがけしかけたダイナマイトによるイタズラで近所の親子が犠牲になったポイント
3、エヴァンの犬がトミーによって燃やされたポイント

 

映画「バタフライ・エフェクト」ではこの3つのポイントが特に重要。

 

まず映画「バタフライ・エフェクト」でエヴァンが過去に戻らない世界線では、エヴァン→優秀な大学生、ケイリー→過去の虐待のトラウマに縛られていてエヴァンが会いに行ったことがきっかけで自ら命を絶った、トニー→非行、レニー→2や3の時点でのトラウマにより引きこもり
という、エヴァン以外不幸な世界。

 

そんな訳で映画「バタフライ・エフェクト」で過去に戻りアクションを起こすことで現在の状況を変えようとするエヴァン。
映画「バタフライ・エフェクト」のエヴァンは1に戻りケイリーの父親が動画を撮るのを阻止。

この行動によってケイリーが虐待されなかった世界線に変わり、エヴァンとケイリーは同じ大学で超順調に交際。映画「バタフライ・エフェクト」のこの世界では全てが順調に思えたが、少年院から戻ってきたトニーがエヴァンにケイリーを取られたと因縁をつけ襲ってくる。
反撃したエヴァンはトニーを殺めてしまい刑務所に。

 

そんな現状を変えるために映画「バタフライ・エフェクト」のエヴァンが次に向かったのが3の地点。しかしここでは袋に入れられた犬を助けるためにレニーに渡した刃物でレニーがケイリーを殺めてしまう。そしてケイリーは顔に酷い傷を負ってしまう。

この過去改編によってレニーは病院で拘束され続け、ケイリーは売春宿で働いている世界線に変わってしまう。

 

そんな悲惨な世界を変えるために映画「バタフライ・エフェクト」のエヴァンが次に向かったのが2のポイント。


そこで親子がダイナマイト爆発の巻き添えになるのを阻止したエヴァン達。この世界線ではケイリーもレニーもエヴァンと同じ大学に進んでいて、トニーも信仰に目覚めた今までで一番いい世界かと思えたが……エヴァンはダイナマイト爆発に巻き込まれていて両腕を失い一人では歩けない体に。

しかもケイリーがレニーと付き合っていて彼らに介助されながら二人を側で見続けるという、映画「バタフライ・エフェクト」のエヴァンにとっては地獄のような世界に。


この時ケイリーはエヴァンに、幼いころエヴァンのことを好きで両親が離婚する際にエヴァンと離れたくないから父親といることを選んだと告白。

現状に耐え切れず自ら命を絶とうとしたエヴァンだったが、母親がエヴァンの事故によるストレスでタバコが増え末期の肺がんだと知ると、やはりまた過去改編することに。


次はまたしても1のポイントに戻り2で使われるはずだったケイリーの父親のダイナマイトを処理しようとするも、その際に幼いケイリーがダイナマイトを握ったまま爆発に巻き込まれてしまった。

この行動によって映画「バタフライ・エフェクト」のエヴァンは病院に入れられ、頼みの綱の日記も存在しない世界に


母親に持ってきてもらった幼少期の8ミリフィルムを見ることで、ケイリーと初めて出会ったパーティーに戻ったエヴァン。
するとエヴァンはケイリーに酷い言葉を吐き彼女を遠ざけ……。

 

その後現在に戻った映画「バタフライ・エフェクト」のエヴァン。ケイリーがエヴァンを好きではなくなったことで、この世界線ではケイリーが両親の離婚時に母親についていくことに。
すると父親からの虐待を受けなかったケイリーとトニーの人生は順調に進み、2のトラウマを抱かなかったレニーも順調に成長しエヴァンと同じ大学へ進学。エヴァンの母親も問題なく無事。

エヴァンは全ての日記を燃やし、過去改編を終えることに。つまりエヴァンはケイリーとの関係を犠牲にすることで、周りの全員が幸せになる世界を遂に実現したのだった。

 

それから8年後。エヴァンは雑踏の中でケイリーの姿を見つけるも、声をかけることなくすれ違うのだった。


個人的にこの映画「バタフライ・エフェクト」のラストは、自分がすれ違いエンド嗜好になってしまった原点。すれ違いエンドだからこその切なさと余韻って素晴らしいと思うんだよね。たまらない。


その意味では映画「バタフライ・エフェクト」のラストが別エンディングの3つのラストシーンじゃなくて本当によかったなと。

 

まずストーカーエンディング。これは映画「バタフライ・エフェクト」のラストシーンの雑踏でエヴァンが無言でケイリーの後をつけていくといったエンディング。正規エンディングの後に見るとギャグにしか思えないし、監督音声でもあったように何も学んでないエヴァンに笑ってしまうので論外。

 

次のハッピーエンディング。これは映画「バタフライ・エフェクト」のラストシーンの雑踏でエヴァンがケイリーに声をかけて、ケイリーも乗り気でうまくいきそうな二人……というエンディング。正規のすれ違いエンドよりもこのハッピーエンドの方が好きって人は一定数いそう。でもやっぱり映画「バタフライ・エフェクト」では、すれ違いエンディングの切なさの方が全体の雰囲気に合っているし好み。

 

そしてもう一つのエンディングはディレクターズカット版。このエンディングは映画「バタフライ・エフェクト」でエヴァンが病院に入れられている最後の世界線からパーティーの地点ではなく母親の出産地点に戻るエンディング。ここで胎児のエヴァンは自らへその緒を首に巻き……。
つまりこの映画「バタフライ・エフェクト」のエンディングはエヴァンが自分の存在すら消してしまうエンド。嫌いじゃないけどあまりにも救いがなさ過ぎて、やっぱりすれ違いエンディングのほうが好き。

 

まぁこの映画「バタフライ・エフェクト」の3つの別エンディングはあくまでもおまけ要素として楽しむもので、すれ違いエンドこそ至高だった。それだけは変わらない。


ちなみに続編の映画「バタフライ・エフェクト2」も観たが、正直見る価値なかった。

「バタフライ・エフェクト」が良すぎたから期待しすぎていたのかもしれないが、設定だけ引き継いだもののそこら辺のB級映画の線を超えられてない駄作の続編だった。


 

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author:ゆる夫, category:映画・ドラマ, 15:28
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