ゴーストタウン“サイレントヒル”で起こった悲劇とは…… 映画「サイレントヒル(2006)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

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ゴーストタウン“サイレントヒル”で起こった悲劇とは…… 映画「サイレントヒル(2006)」の感想など(ネタバレあり)

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映画「サイレントヒル」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

「サイレントヒル……」と謎の言葉を発して悪夢にうなされる娘を救うため、ウェストバージニア州の街“サイレントヒル”を訪れた母親のローズ。

彼女は忌まわしい過去がある呪われたこの街で、想像を絶する恐怖に襲われる……。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

監督 クリストフ・ガンズ

 

出演 ラダ・ミッチェル

   ショーン・ビーン

   ジョデル・フェルランド

   ローリー・ホールデン

   キム・コーツ

   タニヤ・アレン

   クリス・ブリットン

   ロン・ガブリエル

   デボラ・カーラ・アンガー

   アリス・クリーグ

 

 

 

 

サイレントヒルに向かえ

 

この映画「サイレントヒル」夜な夜な夢遊病に苦しみ“サイレントヒル”というキーワードをつぶやく少女シャロン。
彼女の養母であるシャロンはこの現象の謎を突き止めるために実在する町サイレントヒルにシャロンと二人で向かったが、道中事故に遭い目が覚めるとシャロンの姿は消えてしまっていた。

 

この灰色の世界のサイレントヒルでシャロンを探すローズだったが、彼女を追ってきた女性警官ジャネットに逮捕されてしまった。
しかしサイレンが鳴り響いたかと思えば大勢の異形の怪物が現れたり、クリスタベラ率いる狂信者達が現れたりと、このサイレントヒルは明らかにまともな町ではないのだ。

 

そんな中この映画「サイレントヒル」では、シャロンを探すローズとジャネットは協力関係に。
一方グッチ警部と共にローズを追ってサイレントヒルに駆け付けた夫クリストファーだったが、同じサイレントヒルにいるはずのシャロンとローズの姿はなく……。

 


サイレントヒルの過去

 

30年近く前、クリスタベラを筆頭とし町ぐるみで少女アレッサを魔女だと迫害し、虐めに性的暴行にと酷い目に合わせていたサイレントヒルの町。
事態はエスカレートし、クリスタベラ率いる教信者たちが魔女狩りと称してアレッサを火あぶりに。

 

映画「サイレントヒル」でなんとか一命をとりとめたアレッサだったが、皮膚は焼け焦げ好奇の目にさらされるうちに怒りと復讐心が燃え上がり、ダークアレッサという悪魔となって異世界のサイレントヒルを作り出したらしいのだ。
ちなみにアレッサの善の部分が生まれ変わったのがシャロンって事らしい。

 

そしてこの異世界のサイレントヒルこそが、ローズとシャロンとベネットの三人が迷い込んでしまった世界であり、夫クリストファーが二人を探しに行った現実世界のサイレントヒルとは別世界。

 

さらにこの異世界のサイレントヒルには表と裏の世界があって、表の世界はクリスタベラが率いる教信者が溢れている世界であり、裏の世界は異形の怪物が溢れるホラーな世界なのだ。

 


教信者たちの末路

 

映画「サイレントヒル」のクリスタベラはアレッサの生まれ変わりであるシャロンを始末しようとし、まずは彼女を守ろうとしたジャネットを火あぶりに。
ついにシャロンが火あぶりにされそうになるも、そこへ駆けつけたシャロン。

 

映画「サイレントヒル」のシャロンはクリスタベラ相手にド正論を突きつけるも、逆上したクリスタベラに喉を刺されてしまった。
すると流れ出たローズの血によって教会地下に封印されていたアレッサの封印が解かれ、アレッサは復讐モード全開に!!

 

有刺鉄線のような物を操り信者の一人を真っ二つに引き裂くと、その巨大なパワーによってクリスタベラの取り巻き連中たちをどんどん始末していった映画「サイレントヒル」のアレッサ。
そして遂にクリスタベラの体をも八つ裂きにすると、サイレントヒルの住民への復讐を果たしたのだ。

 

この映画「サイレントヒル」でのアレッサの復讐の最中、シャロンに目をつぶらせ「ここは現実じゃない」と言い聞かせながら意識を失ったローズ。
目が覚めると教会内は静まり返っていて、崩壊していたはずの道路も元に戻っていたのだが……。

 


映画「サイレントヒル」ラストシーン・感想

 

車で自宅へ戻ったローズとシャロンだったが、二人のいる世界は灰色の異世界のまま。
二人は現実世界に戻ることは出来ず、クリストファーと再会することも出来ないのだった。

 


同名のホラーゲームを原作とした映画「サイレントヒル」
自分はこのゲームをやったことないんだけど、映画「サイレントヒル」はオカルト的な世界観と直接的な不気味さを持つ異形の死者達が絶妙にマッチしていてかなり楽しめた。

 

黒く溶けながら襲ってくるクリーチャーの様な敵だったり、磔にされた死者だったり、黒い液体をぶっかけてくる異形の者だったり、大刀を手にしたガスマスクの人物だったりと、グロテスクかつ不気味な容貌と行動がたまらない。

 

その他にも映画「サイレントヒル」では、仲間となったベネットが凄惨な最期を迎える絶望感や、ラストで二人が現実世界に戻れないという切ない展開も素晴らしい。
個人的にホラー映画は後味の悪さと虚無感が醍醐味だと思っているから、中途半端なハッピーエンドを迎える位なら理不尽なラストの方がどうにもスッキリ腑に落ちてしまうのだ。

 

映画「サイレントヒル」では二人が異世界のサイレントヒルに迷い込んでしまった(おびき寄せられた)時点で、既に現実世界へは戻れなくなっていたんだろうと考えると悲しいのは悲しいんだけどね。
 

しかし現実世界に戻れなかったとはいえ、これからもずっと母親と一緒にいることのできるシャロン。

作中でも「母親は神」という言葉があったし、あのアレッサですら母親だからという理由でダリアを殺さなかったわけだ。

そう考えると映画「サイレントヒル」の世界の価値観では、どんな異世界であれシャロンが母親と共にいられるだけでハッピーエンドなのかもしれない。

 

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author:ゆる夫, category:映画・ホラー, 21:56
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