カルト教団に潜入せよ 映画「コロニア(2016)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

スポンサーリンク

RSS | ATOM | SEARCH

カルト教団に潜入せよ 映画「コロニア(2016)」の感想など(ネタバレあり)

スポンサーリンク

映画「コロニア(2016)」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

1973年9月11日。CAのレナは、仕事でチリを訪れる。彼女は、現地でジャーナリストの恋人ダニエルと再会を果たしたものの、突然チリ軍部によるクーデターが起こり、反体制勢力としてダニエルが連行されてしまう。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

監督 フローリアン・ガレンベルガー

 

出演 エマ・ワトソン

   ダニエル・ブリュール

   ミカエル・ニクヴィスト

   リチェンダ・ケアリー

   ヴィッキー・クリープス

   ジャンヌ・ヴォルナー

   ジュリアン・オヴェンデン

 

 

 

 

コロニア・ディグニダ

 

1973年、チリで大統領支持運動をしていたドイツ人男性ダニエルだったが、同時期に起こった軍のクーデターによって捕えられ“コロニア・ディグニダ”と呼ばれる入植地に連行されてしまう。

この映画「コロニア」のコロニア・ディグニダ、表向きは慈善団体を装っているもののその実体はカルト団体。


しかも軍事政権とも繋がっていて武器だけでなく毒ガスまで提供しているらしいのだ。映画「コロニア」では当然のようにサリンとかいう物騒な単語も飛び出したりして……。

 

そんな映画「コロニア」で拘束されてしまったダニエルは、電気ショックに水責めにと散々な仕打ちを受けるも、頭がおかしくなったふりをして虎視眈々と脱出を企むのだった。

 


愛の潜入劇

 

この映画「コロニア」でダニエルが悪名高きコロニアに連れていかれたと知り、立ち上がったのが恋人のレナ。
レナは自ら入信するとコロニア・ディグニダに単独潜入。映画「コロニア」のコロニア内部では私物は取り上げられ、教祖のシェーファーに上着を脱ぐよう命じられたり炎天下での重労働を課せられたりするものの、ダニエルのためなら何のその。

 

男女別々に生活をさせられているコロニア内で、隙を付いてはダニエルを探す映画「コロニア」のレナ。
そして映画「コロニア」での大統領視察の際の旗振りで、遂に再会したダニエルとレナは地下通路を通って脱出へ。


ようやく檻の外に出られたものの、映画「コロニア」で一緒に脱走した女性ウルセルは森に仕掛けられた罠にかかって絶命してしまうのだった。

 


映画「コロニア」ラストシーン・感想

 

大使館で新パスポートを貰うも内通者がいたため、ダニエルとレナは空港の一室に閉じ込められて足止めを食らってしまう。
しかし二人はなんとか抜け出し、CAであるレナの仲間たちが乗る航空機に搭乗。
シェーファーの裏工作のせいで離陸許可が取り消されるも、機長の独断により二人の乗る飛行機は離陸しドイツへと向かうのだった。

 


この映画「コロニア」では脱出劇は確かにハラハラさせられたし、サスペンス映画として見れば満足できる……のだが。
映画「コロニア」ではその設定が、レナに優しすぎたのがかなり残念。


拷問や性的虐待だけでなく、リンチや人体実験やそれによる死者までも多発していた実在のコロニーであるコロニア・ディグニダ。

そんな凄惨なコロニア内部にも関わらず映画「コロニア」をレナ関連の部分だけ見ると、ドロの後をつけて男の集会を目撃→逃げ帰ってセーフ、男の集会に出される→ダニエルが騒ぎ起こしたおかげであやふやになってセーフ、などと大した危険にさらされた訳でもなく。
あれだけ問題起こしてるならもっと厳しく処罰されててもおかしくないと思うんだよなぁ。

 

映画「コロニア」ではその辺がかなりレナに甘い描写だから、コロニア・ディグニダの史実の凄惨さが薄れすぎてしまっているというか。
これじゃあレナがただの美人芋剥きお姉さんにしか見えないじゃん。という残念な印象。

 

しかもラストの空港での逃走劇はまんま「アルゴ」すぎて笑ってしまうレベル。映画「アルゴ」でも無理ありすぎだろ、と苦笑していたのに映画「コロニア」では貨物車なんかも使っちゃって映画「アルゴ」を上回るゴリ押し空港脱出劇を見せつけてくれたのだ。
あーそうだ。似てると言えば映画「コロニア」ではそもそもレナの潜入劇自体が映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の奥さんの設定まんまだね。
解放されたのに愛する人に近づきたいあまり自ら飛び込んで行っちゃうという。

 

映画「コロニア」を見終わった直後はそこそこスカッとした脱出映画って印象だったんだけど、思い返せば返すほどなんだか残念な細かい点が目についてしまって。

 

まぁ映画「コロニア」を見終わって最後に一つ言いたいのは、裸エプロンするのはダニエル、てめぇじゃねーだろ!!って事。誰得だよマジで。
いや、別にエマ・ワトソンの裸エプロンが見たかったとかそんな邪な思いじゃないんですよ。ただせっかく裸エプロン要素入れるならなぜ男なんだと言いたいだけで……。

 

ちなみにこの映画「コロニア」の舞台となったコロニア・ディグニダは現在はビジャバビエラという集落として現存しているらしい。
ピノチェト軍事政権の終焉や脱走者の告発等により流石にカルト教団ではなくなっているようで、一般人でも訪れたりなんか出来る模様。
チリ観光の機会があったらぜひ寄ってみたいスポットだね!!

 

スポンサーリンク

author:ゆる夫, category:映画・スリラー, 22:03
-, -