小綺麗なメイクのピエロには恐怖心半減 映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

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小綺麗なメイクのピエロには恐怖心半減 映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)」の感想など(ネタバレあり)

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映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

田舎町デリーで児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、少年ビルの弟ジョージーが大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して行方不明になる。

自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇した友人とビルは手を組み、“それ”に立ち向かうが……。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

監督 アンディ・ムスキエティ

原作 スティーヴン・キング「IT/イット」

 

出演 ジェイデン・リーバハー

   ジャクソン・ロバート・スコット

   ビル・スカルスガルド

   ジェレミー・エリ・テイラー

   フィン・ウルフハード

   ソフィア・リリス

   ワイアット・オレフ

   チョーズン・ジェイコブス

   ジャック・ディラン・グレイザー

   ニコラス・ハミルトン

 

 

 

不気味なピエロ“ペニーワイズ”

 

映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のホラー要素を盛り上げる“ペニーワイズ”は、アグレッシブで陽気でテンション高いザ・アメリカ〜ンなピエロ。
この映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のペニーワイズは冒頭からおもちゃの船遊びをしていた幼気なジョージー少年を言葉巧みに唆し、一気に腕を食いちぎって地下道に引きずり込む外道。

 

主人公のビルが暮らす田舎町デリーでは、27年周期で子供達が行方不明になる事件が発生し、その原因であるのがこのペニーワイズであるとかなんとか。

映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」で少年少女が大好きなペニーワイズは、彼らの少年期特有の心の弱みに付け込んで幻覚らしき異形を見せつけてメンタル攻撃。

 

特に映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」に登場する子供たちは、過干渉な母親に縛られるエディだったり、父親に性的虐待されている少女ベバリーだったり、学校に行かずに家業を手伝わされるマイクだったり、厳しすぎる父親のせいで周囲に虚勢を張ることしかできないヘンリーだったりと、親との間に深刻な問題を抱えている登場人物が多いのだ。

 

そんな問題山積の子供たちの心をペニーワイズさんが見逃すはずもなく……。

 


少年達の反撃

 

ペニーワイズの思惑通りに、一時は仲間割れしてしまった映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のビル達。
しかしベバリーがペニーワイズに連れ去られてしまった事を受け、ビル、ベン、リッチー、スタンリー、マイク、エディの六人の少年は一致団結。
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でペニーワイズに立ち向かう決意を固め、ヤツのアジトである井戸の家へ向かう。

 

映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のビル達はペニーワイズだけでなく、ペニーワイズに唆されて父親を始末しタガが外れたヘンリーからも狙われ、怪我をしながらもなんとか地下にたどり着いた。

そこで映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のビル達が見たのは、今までに行方不明になった子供たちが空中に“浮いている”姿。


ビルはそこでジョージーを見つけるも、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でペニーワイズが心の弱みに付け入ってくると気付いているビルは、今更こんな偽物には騙されないのだ。

その後もビルを置いて行けば他は助ける、とメンタルを揺さぶる攻撃を仕掛けてきたペニーワイズだったが誰もその作戦には引っかからず。


こうして映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」で精神面でペニーワイズに打ち勝った少年達は、あとはもう数に物言わせてひたすら全員でペニーワイズを叩きのめすのだ。どこからどう見てもリンチだね。

ペニーワイズは崩壊し、ビルはジョージーの来ていた黄色のレインコートを家に持ち帰ったのだった。

 


映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ラストシーン・感想

 

事件解決後、河原に集まった7人はもしも27年後にまたペニーワイズが現れたら皆で再び戦うと誓う。
翌日デリーの町を離れると語るベバリーとの別れ際。ビルは彼女にキスをしたのだった。

 

 

少年少女が弱さを克服する一夏の冒険物語である映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」一応ホラー映画ではあるのだが、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」にはあまり恐怖を感じられず。
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でダラダラと続く友情物語の空々しさに辟易してしまったのは、自分が心の汚れた大人だからだろう。

 

そして映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のペニーワイズが全く恐ろしく見えなかったのは、きっとメイクが仕上がりすぎていて不気味さを感じられなかったからだろう。
個人的にピエロは左右非対称で醜く下手くそなメイクだからこそ、その歪さに恐怖心を掻き立てられるんだと思うんだよね。
その点この映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でのペニーワイズのメイクは普通に美しい。どこからどう見てもどんなシーンでも「プロが施しました!!」って印象の小奇麗なメイクであり、どうしても不気味さが感じられなかった。残念。

 

あと映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ではペニーワイズの不気味さよりもコミカルさの方が勝っているように見えて、やはり恐怖を感じられない。
井戸の家の中で棺からバーン!!と飛び出してくる様子なんか、よくライブで演者が舞台の下から飛び上がって登場するあの演出を連想してしまいギャグにしか見えなかったのだ。

 

ただこの映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」は、中学生くらいの子がDVDを借りて友達と集まってキャーキャー騒ぎながら見るには打ってつけだと思う。
怖がる子もいだり、馬鹿にして笑う子もいたり、真剣に見る子もいたり。盛り上がることは間違いないだろう。

 

そのくらいの年齢層だったら、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の少年少女の友情シーンも素直に受け止められるだろうし、親への反発心もあるから登場人物に感情移入もしやすいだろうし。

 

その意味では映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」がR15+指定なのも頷ける。R指定に法的拘束力はないものの、指定があることで“見てはいけないもの”感が強まり視聴前の期待もより一層強まる。
映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のR指定は、15歳未満の少年少女を期待させるためのあえてのR15+指定なのだろう。

 

ちなみにラストで第一章と表示される通り、続編である第二章の公開は既に決定している映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」
続編の舞台はきっと27年後なんだろう。映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の7人の子供たちがどんな大人になっているか期待したいところだがそこはスティーヴン・キング原作の物語。
この映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編である第二章で皆順風満帆に成長。なーんて一筋縄にいかないのは間違いないだろう。

 

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author:ゆる夫, category:映画・ホラー, 22:12
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