映画「モールス(2010)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

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映画「モールス(2010)」の感想など(ネタバレあり)

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映画「モールス」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

学校でのいじめに悩む孤独な少年オーウェンは、ある日隣に引っ越してきた少女アビーと知り合う。

自分と同じように孤独を抱えるアビーのミステリアスな魅力に惹かれ始めたオーウェン。そんな中、町では残酷な連続猟奇事件が起こり……。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

監督 マット・リーヴス

 

出演 コディ・スミット=マクフィー

   クロエ・グレース・モレッツ

   リチャード・ジェンキンス

   カーラ・ブオノ

   イライアス・コティーズ

   サーシャ・バレス

   リッチー・コスター

   ディラン・ミネット

 

 

 

吸血鬼少女

 

家出も学校でも孤独な映画「モールス」のオーウェンは、隣の部屋に引っ越してきた少女アビーに興味津々。
しかし映画「モールス」のアビーは何故かいつも裸足で、学校にも通っていない様子。

 

互いに孤独という共通点を持つ二人の距離は少しずつ近づいて行くも、実はこのアビーの正体は吸血鬼。
この映画「モールス」の吸血鬼はとんでもなくアグレッシブに人間を襲えるものの、日光にはめっぽう弱く、太陽の光を浴びると瞬時に発火し大炎上し燃え尽きてしまうのだ。

 

そして映画「モールス」でアビーの父親だと思われていたオッサンは、少年時代にアビーを“招き入れた”という、いわばアビーの寄生主的存在。
昼間は日光を避けて眠る吸血鬼にとって人間の庇護は欠かせないものだし、このオッサンはアビーのために人間を襲って血液を搾り取るというなんとも献身的なオッサンだったのだ。

 

しかし各地を転々としながら人間を襲い続け、いつバレるかと肝を冷やしていた映画「モールス」のオッサンの精神状態はもうギリギリ。
そんな中オッサンは血液を奪うために襲った人間の反撃に遭い、事故って病院へ搬送されてしまう。

 

それでもアビーの事を隠し通そうと自らの顔面を酸で焼いて身元不明にした甲斐甲斐しいオッサンに対してアビーがとった行動はまさかのお食事。
映画「モールス」のアビーはオッサンから血液を吸い取ると、オッサンは窓から転落して絶命したのだった。

 


孤独な少年

 

映画「モールス」でオーウェンとアビーは付き合う事となったものの、オーウェンの血を見たアビーは彼の前でその本性を露わにしてしまった。
さらにアビーは“招き入れて”くれないと、全身から血が滲み出てしまう謎の体質。

 

そんなアビーでも受け入れたオーウェンだったが、アビーは連続猟奇事件の捜査として家に乗り込んできた警官を食いちぎると街を去ってしまった。

 

後日、水泳の授業中にいじめっ子たちによって溺れさせられそうになった映画「モールス」のオーウェン。
するとどこからともなく現れたアビーがいじめっ子たちを引きちぎり、オーウェンを助けたのだった。

 


映画「モールス」ラストシーン・感想

 

その後、電車で街を去るオーウェンの持つトランクの中にはアビーが。
二人はモールス信号を使い、トランク越しに愛を確かめ合うのだった。

 


早い段階からアビーが吸血鬼だとバラしていくスタイルの映画「モールス」であり、それ以降の驚きは特になく。


映画「モールス」はホラー映画として見るよりも、孤独な少年オーウェンの初恋ドラマだと考えれば、そんな物語が好きな人には受けるんだろうね。
ラストも禁断の恋の末に二人で逃避行する少年、とかメロドラマ好きにはたまんないだろうね。

 

しかし映画「モールス」はそんな純愛的雰囲気を醸し出しているものの、結局数十年後にはオーウェンも冒頭のオッサンみたいに精神的な限界を迎えながらの末路をたどり、寄生主を失くしたアビーはしれっと新しいターゲットを探すのだと考えると全く純愛には思えず……。

 

アビーの正体を目の当たりにしつつも彼女を守ろうとしたオーウェンの気持ちは確かに純愛に見えないことはないんだが、寄生主に対するアビーの感情は特に何も感じられないしね。
あのオッサンの様にオーウェンも用無しになってしまえば食料としてあっさり食べられてしまうんだろう。

 

むしろ映画「モールス」では、吸血鬼アビーの抜け目ない生存戦略の方が印象的。
孤独な少年の心の隙に付け込んでその後数十年の寄生先をゲットする計算高さは、さすが長く生きてるだけある。

 

家にも学校にも居場所がないという共通点でオーウェンの興味を引き、他に頼る人間がいないオーウェンを鼓舞していじめっ子に反撃させ、性に興味を持ち始めたオーウェンのベッドに裸で忍び込み、オーウェンの命の危機とあらばすかさず駆け付けて助けてくれるアビー。

 

……まぁこうしてアビーの行動を挙げていくと、そりゃあオーウェンが陥落しないはずがないねw

 

そもそも映画「モールス」のアビーがオーウェンと出会ったのも、果たして偶然なのだろうか。寄生主であるオッサンに見切りをつけたアビーが出会いからしてオーウェンを狙っていたとしたら……。
スプラッタ的な恐ろしさや派手な怖さはないものの、そんな“吸血鬼の生存戦略”といった面で背筋の凍るホラー映画「モールス」だったのだ。

 

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author:ゆる夫, category:映画・ホラー, 21:36
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