映画「スパイダーマン(2002)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

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映画「スパイダーマン(2002)」の感想など(ネタバレあり)

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映画「スパイダーマン」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

サム・ライミ版映画「スパイダーマン」の第一弾!!

幼くして両親を亡くし、伯父夫婦のもとで大切に育てられたピーター。そんなピーターは、大学の研究所を見学した際、遺伝子組み換えでスーパースパイダーとなったクモに刺されてしまう。その瞬間、彼の身体に異変が起こり始める。

一方、親友ハリーの父親ノーマン・オズボーンは巨大軍需企業オズコープ社の経営者にして天才科学者。ノーマンはピーターの科学の才能を高く評価し、彼に目を掛けるようになる。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

監督 サム・ライミ

 

出演 トビー・マグワイア

   ウィレム・デフォー

   キルスティン・ダンスト

   ジェームズ・フランコ

   クリフ・ロバートソン

   ローズマリー・ハリス

   J・K・シモンズ

   ビル・ナン

   エリザベス・バンクス

   テッド・ライミ

   ジョー・マンガニエロ

   スタン・リー

 

 

 

 

悪役の鑑

 

正直この映画「スパイダーマン」で主役のピーターよりも印象的だったのは、何と言っても悪役のノーマン!!ヒーロー物において、悪役の魅力は重要なポイント。
その点で映画「スパイダーマン」の悪役であるグリーン・ゴブリンことノーマンさんは最高に小物臭漂うクズであり、かつなぜか憎めないマヌケさがたまらない。


同じアメコミ映画である「ダークナイト」のジョーカーなんかと比べても、超小物であるノーマン。

しかし映画「スパイダーマン」のノーマンのは、アメコミフォントで「HAHAHAHAHA!!」と表現されそうな、あのはっちゃけた笑い声や、グライダーに乗ってる時のカバディ姿勢といい、本当にその全てがまんまアメコミから飛び出してきた悪役の空気を醸し出していてそこが最高に素晴らしいのだ。

 

まずこの映画「スパイダーマン」のノーマンさん、行動基準がすべて私怨。邪魔者は全て排除するって単純な思考のノーマンは、「このオレ様がクビだとぉ!?」って理由で役員全員を始末し、邪魔になりそうだからとスパイダーマンに目を付ける。
スパイダーマンがピーターだと気づいてからは「賢い戦士は肉体など攻めない!!」と、叔母さんを傷つけてピーターのメンタル攻撃。
挙句ピーターに子供たちの命とMJの命を天秤にかけさせる卑劣さ。いやぁ〜いやらしい。実にいやらしい。

 

特に映画「スパイダーマン」の移り気ヒロインであるMJことメリー・ジェーンに対してなんて「かわいい顔をして餓えた狼の様に財産を狙ってやがる」「ヤるだけヤって捨てろ!!」なーんて身も蓋もないド直球発言をしちゃう外道さだからね。

 

そんなドクズさ全開ながらも、スパイダーマンが気を失っている間にマスクを剥がすなんて事は絶対にしない紳士さを持ち合わせているのがこのノーマンさん。
この行動には“ヒーローが名乗ったり変身している間は絶対に攻撃をしない”という、戦隊ヒーロー物の敵達のお決まりの古き良き悪役イズムを思い出させてもらった。

 

グリーン・ゴブリンの姿で替え歌を歌いながらウキウキでスパイダーマンをイジメに向かう浮かれっぷりも笑えるし、何よりそんな自分の事を「頭のおかしいサディスティックな男」だと自覚しつつ、あんなアホみたいなハイテンション悪役を続けているのが映画「スパイダーマン」のノーマンさんなのだ。

 

そしてあれだけメンタル攻撃を謳っていたくせに、市民に石を投げつけられると急きょ戦いの舞台を変えちゃうチキンメンタルなノーマンさん。
その上映画「スパイダーマン」のグリーン・ゴブリンはスパイダーマンにボコられると正体をばらして命乞いをしつつ隙を狙うという悪あがき……。このヘタレっぷりには笑わせてもらったが、何と言ってもノーマンさんの最大の魅力はこの後の展開!!

 


映画「スパイダーマン」ラストシーン・感想

 

スパイダーマンの背後から無人グライダーで攻撃をするも、あっけないほど簡単に避けられてしまって自ら攻撃を食らってしまう間抜けなノーマンさん。
……そう、“自らの攻撃を自分で食らってしまう”というよくあるパターン。

 

グライダーがスパイダーマンを挟んでグリーン・ゴブリンと一直線の配置になった時点で、多くの視聴者が絶対そうなるだろうと予測していたお約束。それをそのまま体現してくれた期待を裏切らないノーマンさん……。これぞ悪役。悪役の鑑ですよホンマ……。

こうして愛すべき悪役ノーマンは「oh……」という小さな情けない悲鳴を上げた後「ハリーには言うな」と言い残して息絶えたのだった。

 


謎のハイテンションで一人勝手に暴れまわるノーマンが最高にツボにハマった映画「スパイダーマン」
ノーマンの圧倒的なキャラ立ちの前に、正直ピーターが霞んでいたと言えなくもないがそこはもうご愛嬌。

 

ピーターだっておじさんの犠牲を伴う悲しい教訓のもとで正義のヒーローになったのに“守っているはずの市民たちからは賛否両論”というある意味ヒーローとしてお約束の葛藤を抱えていたんだしね。

 

ラストではフラッシュ→ハリー→スパイダーマン、と揺れ動きまくりの乙女心をもつMJから念願の告白を受けたのに、自分と関わる相手は狙われてしまうというヒーローの悲しき定め故にMJをふってしまったピーター。
この辺りのハッピーエンドにならない暗い雰囲気の終わり方もいかにもアメコミって感じで好印象だった。

もちろん続編は「スパイダーマン2」

 

それにしてもこの映画「スパイダーマン」のベンおじさんは何度見てもホントに渋くてカッコいい……。かの有名な「大いなる力には大いなる責任が伴う」ってセリフでピーターに正義の信念を抱かせただけの事はあるね。

 

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author:ゆる夫, category:映画・ファンタジー, 22:42
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