映画「ドリームキャッチャー(2003)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

スポンサーリンク

RSS | ATOM | SEARCH

映画「ドリームキャッチャー(2003)」の感想など(ネタバレあり)

スポンサーリンク

映画「ドリームキャッチャー」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

小さな田舎町に住む四人の少年、ジョンジー、ヘンリー、ピート、ヴィーバーはある日、風変わりな少年ダディッツを助ける。四人はその時、ダディッツから彼の持っている不思議な力を分け与えられ、以後その秘密を共有することで強い絆が結ばれる。

二十年後、ジョンジーは交通事故で重症を負うも奇跡的に一命を取り留める。やがて四人は北方の森にある狩猟小屋で再会を果たす。それは彼らにとって毎年恒例の楽しいイベントのはずだったが…。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

監督 ローレンス・カスダン

原作 スティーヴン・キング

 

出演 トーマス・ジェーン

   トム・サイズモア

   ジェイソン・リー

   ダミアン・ルイス

   ティモシー・オリファント

   ドニー・ウォールバーグ

   モーガン・フリーマン

 

 

 

 

四人+一人の微妙な関係

 

タイトルの“ドリームキャッチャー”とは、先住民のお守り的な飾り。そして映画「ドリームキャッチャー」の中で四人にとってお守りのような存在だったダディッツ。

 

この映画「ドリームキャッチャー」のダディッツは二十年前の時点で既にミスター・グレイが地球を滅ぼそうとする未来を予知していて、その計画を阻止するために四人に未来を見通す力や、失くしものを見つける力、そしてテレパシーなどの力を与えたような感じ。

 

だとしたら映画「ドリームキャッチャー」のダディッツはなんでビーヴァーやピートが助かるような未来を選ばなかったんだろうね。
しかもジョンジーに至っては“ミスター・グレイのヒッチハイカーにするために、死に免疫を付けさせる”なーんて無茶な理由で、わざと事故に遭わされていたのだ。

 

もしかしてダディッツ君……四人に友情を感じてなかったのかw?この事件の起こるもうちょっと前にテレパシーかなんかでこれから起こることを四人に知らせてくれればよかったのに。

 

というか、毎年会ってた四人なのに、ダディッツを呼ぼうという話にはならなかったのだろうか。この辺りの四人+一人、の絶妙な関係性が妙にリアルに思えた映画「ドリームキャッチャー」

 

映画「ドリームキャッチャー」のダディッツという特異な存在は、四人にとって少年期だけの思い出であり、大人になってからも友人関係を続ける間柄ではなかったんだろう。だからこそ、四人が集まった時にはダディッツの話に花が咲く。現実の同窓会なんかでも、その場にいない人の話題で盛り上がるようなあの感じね。

 


映画「ドリームキャッチャー」ラストシーン・感想

 

ミスターグレイは水に幼虫を混入させることで地球を滅ぼそうとしていると感づいたヘンリーとオーウェン。
ヘンリーがダディッツを家から連れ出して浄水場へ向かうと、そこにはジョンジーにとりついたミスターグレイが。ダディッツがジョーンジーの中からミスターグレイを引きずり出し、「アイ、ダディッツ!!」と叫ぶと、ミスターグレイとダディッツは霧のように消滅。
残っていた幼虫も、ジョンジーによって踏みつぶされたのだった。


少年期の思い出→不思議能力→超ベタなエイリアンの登場→マジキチ大佐による戦闘アクション→アイ、ダディッツ!!という、真面目に作られたハチャメチャ映画「ドリームキャッチャー」
一体「アイ、ダディッツ!!」攻撃とは何だったのか……。まぁ映画「ドリームキャッチャー」ではこのアイ、ダディッツ!!攻撃でミスターグレイを倒せたからいいんだけどさぁ……。

 

原作やキャストや予算を見るにつけて、この映画「ドリームキャッチャー」はB級ではなさそうなもんだが……。このシュールさ、完全にB級パニック映画だよね。

映画「ドリームキャッチャー」ではすごくバカげた事を真面目に演じているからこそ、余計シュールに見えてしまって別の意味の面白さがある。そんな一種のスベリ芸みたいな作品こそ、この映画「ドリームキャッチャー」​ったのだ。

 

個人的にこの映画「ドリームキャッチャー」の少年期シーンについてはノスタルジックな雰囲気と特殊能力で行方不明事件を解決する少年探偵的な要素が相まっていて悪くなかった。

線路を歩く少年四人の登場シーンがまんまスタンドバイミーなのも笑えるし。

 

そしてそれだけ情を抱かせた主要キャラが、容赦なく肉塊になっていく映画「ドリームキャッチャー」のストーリーの無慈悲さもハッキリ言って嫌いじゃない。
ゲップにオナラと小学生が喜びそうなレベルのお下劣さからの、肛門から生まれるウナギエイリアンだったり、汚いトイレでの戦いなんかは、悪趣味すぎてかえって面白く感じてしまったんだろう。

 

しかし映画「ドリームキャッチャー」の中で、もう意味が分かんなくて、見てるのが嫌になってきたパートが軍内部のゴタゴタ。
範囲内の感染住民を隔離&殲滅ってのはまぁ分かる。大佐はVSエイリアン戦では歴戦の猛者らしいし、強硬になっても仕方ないだろう。

そして映画「ドリームキャッチャー」の中でそんな大佐の強硬主義を止める形で指揮を執ることとなった中尉と部下。こっちは人道的な主義。なわけだが、とりあえず大尉を止めるだけが目的であり、ヒッチハイカーへの対処は大して考えていない緩さ。
ジョーンジー以外にもヒッチハイカーがいたらどう対処するつもりだったんだろうねコイツら。

 

百歩譲って映画「ドリームキャッチャー」のここまでは許せるとしても、大佐の逆恨み突撃は何なのアレ……。完全なる私怨じゃねーか。これによって大佐が何の大義もないクソキャラだと判明したのだ。

 

結局のところ内部の内輪もめでしかなくて、一体この映画「ドリームキャッチャー」の軍事パートにはどんな意味があるのかがさっぱり分からなかったのだ。単にアクション要素を追加して盛り上げたかっただけ?
こんなくだらない茶番で尺取ってほしくなかったし、映画「ドリームキャッチャー」の軍事パートはテンポを台無しにするだけのクソ展開。ホントいらんかったわ。

 

しかしそんなクソな展開も最終的に「アイ、ダディッツ!!」の一言で万事解決の映画「ドリームキャッチャー」
ここまで見てる側が置いてけぼりにされちゃうと、一周回ってネタにできるハチャメチャ映画。それがこの映画「ドリームキャッチャー」だったのだ。

 

スポンサーリンク

author:ゆる夫, category:映画・ホラー, 22:53
-, -