映画「スーパーサイズ・ミー(2004)」の感想など(ネタバレあり) | ゆる〜く映画つっこみ感想

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映画「スーパーサイズ・ミー(2004)」の感想など(ネタバレあり)

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映画「スーパーサイズ・ミー」の感想など(ネタバレあり)

 

≪あらすじ≫

映画の制作者自身が実験台になり、1日3食30日間マクドナルドのハンバーガーだけ食べ続けたらどうなるかを記録したドキュメンタリー。

ファストフード業界の利益主義を検証し、栄養面が犠牲になっている現状を明らかにしていく。

 

以下ネタバレokの方はスクロールを

 

 

 

 

 

 

監督 モーガン・スパーロック

 

出演 モーガン・スパーロック

 

 

 

 

 

 

 

「スーパーサイズ・ミー」事の発端

 

アメリカのデブ少女二人が、自分たちが肥満になったのはマクドナルドのせいであるとトンデモ訴訟を起こすも敗訴。
その判決文の中の“毎日、毎食食べて、危険だと立証できれば再提訴出来る”という文言に目を付けたモーガン・スパーロック。
自ら30日間マクドナルド製品だけを食べ続け、人体にどんな影響が出るかを実験したのだ。

 


「スーパーサイズ・ミー」実験の設定

 

モーガン・スパーロックが行った30日間の実験の決まりは以下のようなもの。

  • 食事はマック製品だけ
  • 水分もマックの商品以外はダメ
  • 1日3食、全メニューを一度は注文する
  • 「スーパーサイズはいかがですか」と聞かれたら、スーパーサイズを注文
  • 定期的に医師の診察を受ける

ちなみに映画「スーパーサイズ・ミー」のタイトルとなっている“スーパーサイズ”とは、Lサイズよりも大きな特大サイズのことなのだ。

 


「スーパーサイズ・ミー」実験の結果

 

188cm84kgだったモーガンの体重は、12日目で+8kg、実験終了時の30日目には+11kgの95kg体脂肪率は11%から18%に。
21日目でドクターストップを食らいかけるも強行継続したモーガン。

 

診察の結果、高血圧、高コレステロール、脂肪肝、尿酸値の上昇など数値面での悪化のほか、頭痛、胃痛、吐き気、疲労感、情緒不安定、精力減退などの症状も出てしまった。

 


「スーパーサイズ・ミー」ラストシーン・感想

 

実験終了後、モーガンの肝臓は8か月で回復。体重は約14か月で元に戻る。
そしてこの映画が話題となったことにより、本家マクドナルドはスーパーサイズを廃止したのであった。


アメリカがデブだらけになったのは外食産業が幅を利かせているからだ!!特にマクドナルドは猛威を振るっている!!ってことで映画「スーパーサイズ・ミー」で目を付けられたマクドナルド。
確かにアメリカの外食率は40%、マンハッタンでのマクドナルドの密集度もスゴいもの。

 

映画「スーパーサイズ・ミー」では、マクドナルドの健康を度外視した利益至上主義の売り方や、子供をターゲットとした半分洗脳の刷り込み広告手法依存性加工肉問題、製品の成分問題、ひいてはマクドナルド以外の学校給食問題までも取り上げている。

 

一方アメリカンデブの太さもとんでもない。さすがアメリカンサイズ。日本の小太り程度では簡単にデブデブ言えなくなるレベル。
街行くデブにインタビューする場面では、もちろん監督に選ばれしデブたちなんだろうが、よくもこんなデブがいるな…と思ってしまうほどデブだらけ。

 

そんなデブ側の言い訳も面白くて、「遺伝だから!!」「ポテトは野菜だから!!」「ダイエットすると体調が悪くなったから!!」など、一度は聞いたことのある言い訳のオンパレード。

 

確かに半分洗脳方法で客GETして巨大化してきたマクドナルドにも国民肥満化の原因はあるだろうけど、この言い訳聞いてたら自己管理の甘さが肥満の根本にあるようにも思えてしまう。
この、“行かなきゃいい”理論と、“あるから入ってしまうんだ”という相反する理論は、いつまでたっても平行線のままなんだろうね。

 

ただ、映画「スーパーサイズ・ミー」では外食産業の売り方や広告、大型化などすべてを含めて問題提起しているから仕方ないんだろうけど、マクドナルドの商品だって消費カロリー内で済ませればあんな結果にはならないよね。
2日目でスーパーサイズを食べて、いかにも具合が悪くなったのはマクドナルドの商品が原因みたいな描き方してるけど、あれって普通に食いすぎの症状じゃね?


しかも自分が決めたルール通りにしてるから、1日5000kcalなんていうとんでもないカロリーを突然摂取しだしたらそりゃ体調も悪くなるし太りもしますわ。

 

他にも加工肉は悪!!って主張してる割に、結局のところ体調不良はカロリーと脂肪分の過多が原因なので加工肉の危険性はあやふやなまま。
成分問題を中途半端にした点でもモヤモヤが残り、結論としては「何事もほどほどが一番」という当然の感想しか抱けなかった映画「スーパーサイズ・ミー」だったのだ。

 

この映画「スーパーサイズ・ミー」が話題になったことでマクドナルドはスーパーサイズを廃止し、その代わりに糖分と脂肪分たっぷりの高カロリードレッシングをドバドバかけた、ヘルシーもどきサラダを販売。

超大企業のマクドナルドともなればこの辺の手を変え品を変えって手法はお得意だろうから、やっぱり消費者の選別眼も必要になってくるよね。

 

ちなみに最近のアメリカは肥満問題に真剣に取り組むようになって、ソーダ税だの砂糖税だのを義務化しようとしている模様。
しかしここまで国民全体を糖分中毒にして税金を上げたところで、中毒者たちは文句を言いつつも買っちゃうだろうし、外食産業全体が砂糖の大量消費を促していたこと自体、砂糖税徴収への伏線だと勘ぐられても仕方がない状況だろう。
 

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author:ゆる夫, category:映画・ドキュメンタリー, 22:38
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